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天空の里、奇跡の恵み
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奇跡の食材
Natural Food
養蚕、さつまいも、タバコ生産と、時代の流れとともに、常に農業開発をしてきた照来高原ですが、農業だけでなく、畜産や加工生産など、そのパイオニア精神は目を見張るものがあります。昭和36年には飯野村に養鶏生産組合が設立されましたが、これは兵庫県下において第1号の農事組合法人でした。

昭和初期から、1970年代は、積雪が多い冬の農閑期に、農地の農家経済を支えるための出稼ぎが盛んでした。その中でも灘を中心とした酒造への出稼ぎが多く、造り職人衆をとりしきる長(杜氏)として活躍された先人も多くいました。彼らは、また、酒作りの手法をこの地にも残し、独自のどぶろく生産を行っております。
しかし自給自足経営から商品生産経営へと転換してきた照来の農業ですが、押し寄せる高齢少子化
の流れには逆らえず、少数の先鋭農家が、むかしからの伝統の農法を伝えながら、純度の高い野菜作りを行っております。

 
● 米
   


照来地区は、温泉地域の穀倉地帯であり、コシヒカリなど約38㌶の水稲種子採種地でもありますが、このたびの竣工により、照来地区の全ほ場整備田は156㌶となりました。今後は、集落営農組織による農地と農作業の集積を進めるなかで、農業の担い手と経営体の育成をはかります。ト
野集落営農組織による農地
   
照来高原の土壌は多様に変化しており、火山灰土がむき出している地域、粘土質の土地も多くあります。また、丹土という地名からも推測されるとおり、赤土色の土壌で覆われている土地もあります。盆地内には脆弱(ぜいじゃく)な泥質土で地滑りが起こる場所もところどころあり、地勢に関しては決して恵まれた条件とはいえません。また、温暖地から寒冷地に及ぶ兵庫県の中でも最も寒冷地な場所であり、稲作の主体である温暖な播磨や淡路を基準に標準化されていった県下の稲作方針にそぐわない時期もありました。また高原でありながら、穀倉地帯をなすという矛盾を克服するために、相当な距離の用水路をさらに標高の高い深山より導引する必要があります。数世代に渡る計画的整地作業と知恵による米質改良、農地改良が求められました。
このような弛まぬ努力と、天然の自然の恵みである独特の地形と四季折々の気候が相まって、今日になって理想的な農作地となりました。現在では県指定のこしひかり米苗の栽培地として指定されています。つまり、県を代表する一番おいしいお米が、この地で造られることが証明されたのです。また田畑を細分化してそれぞれの耕作地に適した野菜をあてはめたり、局所的な土壌改良を進めるなどのの努力も行われました。
 
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